骨粗しょう症とは

骨粗しょう症は、加齢などが原因で骨が弱くなってしまい、折れやすくなる病気のことです。

  • 『背中や腰の痛みが長引いている』
  • 『最近、背中が曲がってきた』
  • 『背が縮んだ気がする』

このような症状がある方は、骨粗しょう症による「いつのまにか骨折」が隠れている可能性があります。いつのまにか骨折とは、背中の骨が弱くなり、自分でも気づかないうちに背中の骨が潰れてきてしまっている状態です。
現在わが国には、1000万人以上の骨粗しょう症の方がいると言われています。しかし病院できちんとした治療を受けている人はたった2割しかいません。
骨粗しょう症の恐いところは、多くの方は自覚症状がなく、骨折をするまで気がつかないということです。これまで元気に過ごしていても、一度骨折して入院や手術を行うと、体力を戻すのにかなり大変です。完全にもとの体力まで戻らないこともあります。高齢者で寝たきりとなってしまう原因の多くは骨折と言われています。症状のないうちから骨粗しょう症を早期発見し、治療を行い骨折を予防することが、健康に長生きをするための重要なポイントであると考えます。特に女性の場合、閉経を機に骨密度が低下しますので、50歳を過ぎたら1度は骨密度検査を受けることをお勧めします。

骨粗しょう症の検査について

レントゲン検査、骨密度測定、血液検査を行います。

  • レントゲン検査:背中の骨にかくれ骨折がないかどうかを確認します。
  • 骨密度検査:当院では、骨粗しょう症治療ガイドラインで推奨されている「腰椎・大腿骨を用いたDXA(デキサ)法」にて測定を行っています。DXA法は他の方法と比べ非常に測定精度が高いのが特徴です。
  • 血液検査:骨の代謝の状態や栄養状態などを調べます。

検査手順と注意事項

  • 定部位に衣服の金具・ボタン・シップ等がある場合は外していただきます。
  • 検査台に仰向けに寝ていただきます。体を動かさないようにお願いします。
  • 検査時間は約15分程です。痛みはありません。

検査結果について

以下のような結果をお渡しします。
測定値は、年齢別の平均値とともに表示されるため、とても分かりやすくなっています。また、過去に検査した結果と比較して骨密度の変化も見られます。

検査結果を元に、ひとりひとりの患者さまの骨の状態に最も適した治療(薬物療法、注射療法)を提案します。患者さまと相談の上で治療薬を選び、治療を開始します。
治療開始後も継続して定期検診や薬剤の使用についてのサポートを行います。わからないことや不安なことはお気軽にお尋ね下さい。