一般整形外科とは

一般整形外科では、全身の運動に関わるとされる器官(運動器)である、骨、神経、関節、筋などで起きた症状や病気などを診療していきます。当科で扱う疾患で多いものは、ケガ(打撲、捻挫、骨折、脱臼、擦り傷、切り傷など)の突発的なケガからくるもの、加齢による老化現象から来るもの、体に負荷をかける労働やスポーツを繰り返すことなどの日々の生活から来るものあります。加齢による筋肉の衰えや柔軟性の低下、仕事やスポーツでは姿勢が悪い状態での作業や運動、同じ部位に繰り返し負荷がかかることなどによって体に痛みを引き起こします。
突発的なケガの場合は、安静や炎症を抑える治療(痛み止めの内服、湿布薬 など)で1−2週間で良くなりますが、それ以上痛みが長引いている場合などは、日々の生活習慣や動作の中に、痛みを発生させる原因が隠れている場合があります。当院では、医師の指示を受けた理学療法士により、しっかりと原因を分析して、マッサージやストレッチなどを含むリハビリテーションを行っています。
痛みが長引いてなかなか良くならないという方は、是非一度当院でご相談下さい。

以下のような症状があれば一度ご受診ください(例)

  • 肩や首がこる
  • 腕が上がらない
  • 首、肩、腕、肘、手などが痛む
  • 腰、股関節、膝、足、背中などが痛む
  • 手や足などがしびれる、感覚が鈍い
  • 手足に力が入らない
  • 手指がこわばる、脹れる
  • 指を伸ばす時に引っ掛かる
  • 突き指をした
  • 捻挫、骨折、打撲、脱臼をした
  • 切り傷、すり傷などの外傷を負った
  • 交通事故にあった、仕事中にけがをした など

診察の流れ

運動器(骨、神経、関節、筋 など)の異常を訴えて来院された患者様には、まず問診として、どのような症状があるのか、これまでの病歴などをお聞きします。次に身体診察として、医師による視診、触診をはじめ、関節の動きや筋力の評価、徒手検査などをしていきます。医師が追加で検査が必要と判断した場合に、レントゲン検査や骨密度測定によって骨の状態の確認、筋肉や腱などの状態を確認する超音波検査を行っていきます。これらの診断結果を元に薬物療法が必要であれば外用薬などの処方、リハビリテーションによる治療をしていきます。リハビリテーションにつきましては、医師の指示を受けた理学療法士が、各々の患者様に合うとされるリハビリプログラムを個別に作成し、その内容を実践していきます。

また当院では感染病対策として、診察以外の時間をできるだけ短縮できるよう自動精算機を導入しています。そのため、診察が終われば受付で名前を呼ばれるのを待つことなく、自動精算機で清算をしていくことで、そのままご帰宅できます。

このほか、診察しても体調にこれといった変化はないので薬だけが欲しい、受付時間内に診察に行くことが難しいという患者様につきましては、オンライン診療にて医師が診察し、診察後は都合の良い時間帯に薬を取りに行くといったことも可能です。詳細をお聞きしたい方は、お気軽にお問い合わせください。

症状別にみる整形外科領域の代表的疾患

よく見受けられる症状
考えられる主な疾患
首の痛み
頸椎症、寝違え、むち打ち症、頸椎症性神経根症、頸椎椎間板ヘルニア
肩のこり、痛み
頸肩腕症候群、五十(四十)肩(肩関節周囲炎)、肩腱板損傷
手のしびれ
頸椎椎間板ヘルニア、手根管症候群
肘の痛み
腕骨外側(内側)上顆炎(テニス肘、野球肘など)、肘内障、肘部管症候群、変形性肘関節症、離断性骨軟骨炎
手・手首の痛み
手根管症候群、関節リウマチ、腱鞘炎、手指変形性関節症
手の指の痛み
ばね指、突き指、デュピュイトラン拘縮、ヘバーデン結節
腰の痛み
腰痛、ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、胸・腰椎圧迫骨折、腰椎分離・すべり症、坐骨神経痛、骨粗しょう症
ももの付け根の痛み
変形性股関節症、単純性股関節炎
足のしびれ
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)
膝の痛み
変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷、オスグッド病(小児)、関節水腫、関節ねずみ(関節内遊離体)
すねの痛み
シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
足の痛み
足底筋膜炎、扁平足、アキレス腱断裂
足指の痛み
外反母趾、巻き爪(陥入爪)、痛風