まずは、現在の痛みや違和感、日常生活で困っていることなどを詳しくお聞きします。どのような動作で痛みが出るのか、過去のケガの有無、競技や仕事の特性なども考慮し、適切な治療方針を決定します。患者さん一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのリハビリプランを作成するため、気になることは何でもご相談ください。

問診の後、関節や筋肉の状態、動作時の痛みの有無を診察し、必要に応じてレントゲンやMRIを用いた精密検査を行います。正確な診断をもとに、炎症や機能障害の程度を評価し、回復に向けた適切なリハビリ方法を決定します。ただ痛みを抑えるのではなく、根本的な原因を改善することを目指します。

診察結果をもとに、患者さん一人ひとりに合わせたリハビリプログラムを作成します。運動療法を中心に、必要に応じて物理療法（電気治療・温熱療法など）を組み合わせ、症状の改善を目指します。また、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えし、回復を早めるためのサポートを行います。

理学療法士やリハビリ専門スタッフの指導のもと、関節の可動域を広げるストレッチ、筋力を高めるトレーニング、姿勢や動作の改善指導などを行います。痛みを軽減するだけでなく、再発を防ぎ、より快適な生活やスポーツ復帰を目指すことがリハビリの目的です。無理のない範囲で、少しずつ動きを取り戻していきましょう。