ラグビー部時代のケガ
大学では、高校からやっていたラグビー部に入り、勉強と部活の両立に追われながら過ごしていました。下級生の時は体がついていかずに大変でしたが、学年が上がるにつれて試合にも多く出場できるようになり、チームに貢献出来るようになってきた4年生のとき、タックルをした際に腕を持ってかれて肩を脱臼してしまいました。医師から手術を勧められましたが、やっと戦力になれてきた頃だったので、チームを離脱したくない気持ちが強く、安易な気持ちで、部活を続けてしまいました。脱臼したことも忘れていた矢先に2回目の脱臼してしまいました。2回目は少しぶつかっただけでいとも簡単に脱臼してしまい、自分でも驚いたことを今でも覚えています。さすがに、このまま続けるのは無理だと自分でもわかりました。その後手術を受けましたが、大事な最後のシーズンのうち半分は復帰できずに、頑張っているチームメイトを外から見守ることしか出来ず、悔しい思いをしました。若年者の初回脱臼の90%は再脱臼を来たします。一度脱臼してしまった穴は塞がることはなく、簡単に再脱臼してしまうので、ラグビーのようなスポーツをやる場合には手術が一般的です。とは言っても手術は怖いですし、やりたくないですよね。手術をためらう患者さんの気持ちもよくわかります。ですが、正しい治療を選択できなかったことで自分のように悔しい思いをする人がでてほしくありません。怪我をしてしまった時はどうしても一定期間の安静や、ひどい時は手術が必要な場合もあります。無理をしすぎてもよくないですが、簡単に大事な試合をあきらめるようなアドバイスもしたくありません。何とか怪我をした状態でもできるだけ良いパフォーマンスで試合に出られないか、あるいは試合に出るためには今はしっかり安静にした方が良いなど、その人の置かれた状況を考えながら治療を進めていきたいと考えています。